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“RCP vol.2 in 祝子川”レポート
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 Rock the Clean Projectに参加してくださった方々、本当にお疲れ様でした。そして当日都合で参加できなかった方々も連絡ありがとうございました。おかげさまでたくさんのゴミを集めることができました。そして、地域の方々やクライマー同士の輪が広がったことが今回の一番の収穫ではないでしょうか?

活動報告:
 1月22日(日曜日)宮崎県北川町祝子川でRock the Clean Projectの活動として“イッスイエリア“の河原および道路脇の清掃とアプローチ整備を約300mの流域で行いました。当日は晴天に恵まれ、九州各県から約20名のボルダラーが集まりました。
 “RCP vol.2 in 祝子川”レポート_a0051727_18412414.jpg道路脇にはポイ捨てと思われる空き缶やペットボトル、ビニール袋などが散乱しており、河原には不法投棄されたタイヤ、バッテリー、電気製品などがありました。あまりのゴミの多さにびっくりでした。1時間ほどの清掃活動でゴミ袋(70L)が10袋分も集まりました。次回は別のエリアについても清掃活動を行いたいと思います。

なぜRCPか?
 今回のRock the Clean Project (RCP)の活動は数人の地元の方々の協力を得ることができたことで、少なからずボルダーという行為とボルダラーという人々の存在を理解していただけたと感じています。祝子川のゴミにしても捨てたのは我々クライマーでないことは明白です。しかし、地元の方々には登山者、釣り人、クライマーは皆同じただの観光客です。クライマーが“マナーの良い観光客”を目指すことで地域の人々に受け入れられるかもしれません。それには地元に敬意を払うことは当然として、行動こそ重要です。このRCPの活動がいろいろな形で地域に還元できることを今後も模索して行きたいです。
 我々クライマーは本当に地域に歓迎されているでしょうか?これからクライマーは岩場を利用する上で、今までの“観光クライミング”を考え直す時がきているのではないでしょうか。そして、我々は若い世代にクライミング技術だけでなく、この新しい価値観を伝えて行くことが重要だと思います。
 
謝辞:
 地元の温泉「美人の湯」や民宿「大崩の茶屋」の石本さん、北川町役場には地元の代表として尽力していただきました。熊本のクライミングショップ“クライマーズランチ”には景品をはじめ、この活動の告知までをフルサポートしていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

*この活動に対するご意見をお待ちしております。
by lue430 | 2006-01-24 18:42
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